理事長・園長の挨拶

明星幼稚園の平安と成長を願い、日々、祈り続けます

新約聖書のローマの信徒への手紙12章12節で使徒パウロは「希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい」と勧めて、祈りは必ず聞き届けられると記しています。

7月に名演小劇場で上映された「祈りちから」では、家庭のことで悩んでいた夫人が、大切にしていた衣類や靴などを処分してクロゼットを祈りの場所とします。クロゼットの壁が祈りの課題で埋められるにつれ、家庭で問題になっていた種々のトラブルが解決されてゆきます。

祈りは、映画の原題「War Room」が示すように自分との戦いです。自分の力に頼るのではなく、神さまのお助けにより願いや求めが成就してまいります。
私も、園児や保護者の方々の平安を願い、教師の成長を求め、あるいは、明星幼稚園を取り巻く様々な課題の解決のため、日々、祈ってまいります。

理事長 児玉 剛則

  

理事長 児玉 剛則

人間は、神さまから命を与えられ、愛されているかけがえのない存在です。

幼稚園は、子どもたちが遊びや実体験を通して、人との関わりや生きる礎を育む大きな社会だと考えます。子どもたちは、ありのままを受け入れられることでの安心感、心地よさから、自分に自信が芽生え(自己肯定感)ます。そして、自己を思いのまま表現していく中で視野が広がり、友だち関係が生まれ、人を思いやり、受け入れ、認め合い、助け合う、豊かな人間性が形成されていきます。

遊びの中には、たくさんの種(実体験)が散りばめられています。その種は、目には見えない神さまのまもりの中で子どもたちの中に芽吹き、成長して、いつかその子にとっての「世界に一つだけの花」を咲かせてくれるでしょう。

人の成長は、生涯続いていきます。幼稚園で過ごす日々の中で、目に見える評価だけに心奪われるのではなく、子どもたちの歩みの過程に注目し、ひとり一人に秘められた力を信じていきたい。

たくさんの愛が詰まった種まきをして、子どもたちの環境づくりに努めて参ります。

園長 山中 恵美